感情を感じる

とくに、それがネガティブなものとなると、それを感じ続けることは、最初はなかなか難しいです。
(・∀・)

でも、コツがつかめて慣れてくると、病みつきになるほどおもしろいものなんですよ。だんだんネガティブな感情に出会うことが楽しくなってきます。本当ですよ。
(´∀`)

そのコツは感情を分析したり、正解を出さないことです。思考はどんなにがんばっても正解を出すことができません。どんな正解と思うものもすべて間違いです。
ただ「問う」ことはできます。だからただ疑問を投げかけ続けてください。

「なんで?」
「どうして?」
「いつから?」

と。感情を感じながら問うて、あとは何もせず、ただそのままでいてください。正解は彼方から恩寵という形で与えられます。それはどんな言葉も理屈も超越しているので、ただ「正解」なんです。ただ、

「そうだ。そうだよね」

としか、言いようがないものです。
(・∀・)


さて、感情を感じながら、このことを知っておいてください。

「本来の自分」を忘れて、「私」という実際には存在しない分離した個人が自分だと思っていると、豊かさというのものを「私」でない、外側のモノに対して求めます。それは、お金であったり、社会的なポジションだったり、恋人や家族といった他者であったり、その他者が自分に与える評価や賞賛、または愛であったり。

だけど、真の「豊かさ」というのは、まったくそれらではありません。
(´・ω・`)

真の「豊かさ」というのは、そういった外側のモノに対して起こる、自分の

心の中の反応です(・∀・)

うれしい
かなしい
たのしい
びっくりした
はらがたつ
くやしい
おもしろい

心の中に次から次にいろいろ湧き起こる、感情のエネルギー。これが「豊かさ」なんですよ。「本来の自分」は、それを楽しんでいるのです。それが面白いんです。
(´∀`*)
だから、現れる感情は、ぜーんぶ味わわないといけません。ネガティブなものだからと言って、それを押し込めたり隠したりして、ないものにしてしまっていけないんですよ。
あるのにないものにしてしまっているから、もう一回味わいたいと何度も現れる。つまり、同じようなことが何度も起こる。

ネガティブなものでも、ちゃんと最後まで味わったら、それが本当はとっても素晴らしいもので、「豊かさ」であることがわかります。そして、それで成就するのですが、なんせ途中で止めてしまっているので、それがいまだに何なのかさっぱりわかりません。
(´・ω・`)

さっぱりわからないまま、何十年も生きてしまっているんですよ。
(´-ω-`)


「豊かさ」は外側にありません。「豊かさ」は内側にあります。あなたの心のずーっと深いところから現れるものなんですよ。頭ではそれが「豊かさ」だなんて、とても思えないんですけどね。

でも、それが「豊かさ」だと知ることは、あらゆる不安や恐怖を吹き飛ばすチカラがあるんですよ。この世界がどうなろうと、何が起ころうと大丈夫になってしまうんです。すんごいですよ。
そして、何がどうなろうと大丈夫になると、何もかもがすべてうまくいっちゃうんですよ。
(´∀`)

不思議ですね。

不思議としか、言いようがありません。


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目黒川@東京都目黒区